「身軽で風通しのよい会社」で働きたい。
その思いに共感したエンジニアが集まり
2000年のITバブル真っただ中、『ワイズクラック』は産声を上げました。
社名の『ワイズクラック』。英語に堪能な方が直訳すると「嫌味を言う」、「皮肉を言う」といった良い意味がありません。実際に社員の友人に外国籍の方がおられ「そんな名前の会社には入らない」と言われたことがあるそうです。
でも、私たちが社名を付けた想いは「どんな時でも冗談が言い合える会社にしよう」でした。システム開発をしていると納期間近など高負荷な場合も出てきます。そんな時でもギクシャクするのではなく冗談の言い合える会社にしたいという思いから付けた社名です。
大きな組織に属していたときに感じていた、お客様だけでなく、設計・製作する我々エンジニアも抱える漠然とした不満。 お客様の声を素早くシステムに反映できない、慣例や手続きに縛られて思った以上に予算内で実現できることが少ない。 そういった問題を排除し、エンジニアとしての本業に邁進できる「身軽で風通しのよい会社」を作りました。
コンピュータシステムが前提となった現在、残念ながらシステムに合わせた業務計画、 システムに合わせた人材を求めるなど、知らず知らずのうちにシステム優先になってきてはいないでしょうか。私たちはお客様に寄り添ったシステム開発に重きを置いています。
私もエンジニアだった頃、一度だけですが、実際にシステムをお使いになられる方から「楽になったよ。こういうのが欲しかったんだ。ありがとう。」とお礼のメールを頂いたことがあります。実際にお使いになられる方とは面識がありませんが、システム開発を通じて人に感謝される喜びを感じたことは今も忘れていません。当社の社員の子にも同じ喜びを感じてほしいと思います。
一生涯現場でバリバリとシステム開発をしていたいと云われる方もいらっしゃいますが、当社には優秀なエンジニアがいますので、私は社員を温かく見守れる存在になりたいと思っています。
システム開発は「私たちシステム開発者側とお客様で作り上げる」仕事です。私たちシステム会社側だけの意向で作るシステムは趣味の産物であって、お客様が使われる業務プログラムではありません。私たちワイズクラックの作るシステムは、タイミングに合わせてシステムが最適な衣装に着替えられるように、お客様と共にシステムのコーディネイトを考えながら作り上げていきます。
創業して四半世紀、コツコツと積み上げてきた信頼と実績は、私たちの財産です。
とはいえ、この安定感にあぐらをかくつもりはサラサラありません。
お客様に喜んでいただけるシステムを、透明性の高い小回りの利く組織をモットーに、社員や役員という肩書きは関係なく、困ったときにはチームとして組織的にバックアップできる会社として、これからも一丸となって進んでいきます。
私たちはお客様と一緒に喜びを分かち合える会社であり続けます。
これからもワイズクラックをどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ワイズクラック
代表取締役 松本 徹也